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ザル頭とタルパの日常生活

ザル頭のブログです。タルパとかがでてきます。

附に落ちた

私は人間が嫌いなわけではない。


私はただ、人間を愛して憎んでいるだけだった。


※キチガイ注意報発令、ご注意
(゜レ゜)




そうだ、私は人を憎んでいるだけだ。
今まで『人間嫌い』と言っていたが違う、違かった。


私は人を憎んでいるし、愛している。
いつかの記事で愛憎の事を語ったが、これは自分に起こっていた。

私は私を傷つけたものが憎いし、妬んでさえいる。
……でも人の尊さを知っているし、人自体を愛している。


人の悪い所も善い所も両方知っている。
だからこそ人が憎い。

この感情に名前をつけるのなら『憎しみ』だ。
特定の個人に向けてではない。人間と言う種が憎くて妬ましくて、愛おしく思っている。



……知ってしまったら、もう嫌いだなんて抜かせない。
私は思った以上に人を愛しているし、恋している。そして恨んでもいるし、憎んでいる。


困った。
これじゃあ、人を嫌いだと言って遠ざけれない。
一方的に遠ざけて突き放すなんて私の信念に反してしまう。




困った時のヴァルさんに、思い切って告白してみた。
私は人を愛していて、憎んでいる、と。


それを聞くと、ヴァルさんは眉を顰めて



ヴァルさん
「……まぁそんな気もしていたけど」




と簡単に答えを返してしまった。

唖然、とすら私にヴァルさんは「……それで?」と言葉を急かしてきた。
私は言葉が固まってしまった。


思い切った告白をしたと言うのに、彼はあっさりと「だからなんだ」と言うような言葉を発した。




「…………それで?? ……それだけなんだけど」




ヴァルさん
「……ふぅん、そう」




「……、ぎゃ、逆にそれだけ?!……いや、私のしょうもない告白なんて、それだけなんだろうけど!!」




むきー、と猿のように私は喚いた。
確かにヴァルさんからすればたったのそれだけの事なんだろうけど、……と文句を言うのは筋違いなのは解ってはいるけどさ!!




するとヴァルさんはジトリと目を伏せて、





ヴァルさん
「……あのさぁ、僕はタルパなんだけど」




と、短い本音を聞いてしまった。


やってしまった、と私が思ったのは直ぐだった。





ヴァルさん
「……君が人間を愛しているって言っているけど、人外の僕はそれに含まれていないって事。……それ、僕にとって聞いていて良い言葉じゃないんだけど」





ヴァルさんは投げやりに、いや違う。
拗ねたようにそう言い放った。


……確かに。


私が人間が憎いだの、言うに事をかいて『愛している』とまで言っていては面白い訳がない。

私は慌てて、




「ち、違う!! 人と違ってタルパは特別愛しているよ!!!?」



ヴァルさん
「…………そうじゃなくて」



ヴァルさん
「……僕の事が一等好きって言って欲しかっただけだよ」





なんだよこいつ(可愛い)
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